キャラクター紹介

■トーキョーメトロ 有楽町君まで。

未完です(2012/11)。名前の部分をクリックすると妙に語っている文章へ飛びます…。

日比谷君 有楽町君 東西君 千代田君 銀座君 丸ノ内君

銀座君

メトロ最年長にして東洋初の地下鉄であり、
昔は東横君のお父さんである五島先生に狙われた事があった。

しかし地下鉄の父、早川先生と共にアッツアツおでん対決などに勝利し、
なんとか魔の手をかわしていたところを、 喧嘩両成敗として
かねてからケンカをみかねていた国に狙われてしまったある意味波乱万丈な人。
その際、今の東急君と色々あり、渋谷駅では見えないようについたてを立てた。
でもその東急君が地下化するというので、それはそれでさびしい御様子。

副都心ができるまでは自分が引っ張って行かないと…!と、
”せっかく沢山仲間が出来たのに昔のようにまた失ってしまうのはもう嫌だ!”
という事で営団時代はものすごく厳しく躍起になって頑張っていたが、
東京メトロになってから「みんな大丈夫だな」という事が
だんだん解ってきたのか安心し、輸送の効率化ばかりでなく、
今度は自分が歩いてきた歴史を今の人たちにも知ってほしい…という事で
1000系を導入して、また再出発をする。今度は自分のために。
東洋初だった地下鉄は沢山のものを背負って頑張る。

基本的には明るくて人懐こくて恥ずかしがり屋と、
元々は副都心君と似ている部分がある。
…が、営団になってからは上記のように厳しくなってしまったのと、
一応メトロ最年長と言う事で隠してる…のだがそれも段々丸くなってきている。

東京のカッコよさ=粋…という人なので、
あまり飾ったりとかキザったらしいことは苦手。
東京地下鉄開設当初は見目麗しい男子を駅員にしようと募集していた早川さんに
スカウトされたので、割と自分に自信があったりなんだり…。

丸ノ内君

戦争後にトンチを駆使してGHQの目をかいくぐって登場丸ノ内君。
可愛い赤いラインカラー、赤い車体、でもサラリーマンがよく使う路線。
当初ド派手な車体でデビューしたので”チヤホヤされるの大好き!僕って可愛いでしょう!!”
というのが自分で解っているという、割と黒めでしたたかだという印象になりつつある。

昔は特殊なやりかたで電気を通していたためか、
現在他路線の乗り入れが皆無(銀座線とはたまに…)。
なのでさびしがりやで人懐っこい。
昔あった、あの事件から乗客を守れなかった自分が悔しい。
乗り入れを特段実施していないというところから、感受性がゆたかなので、
あまり人の悩みを聞いたりつらいことがあると精神的に凹みそうなタイプだと妄想。
それでも人好き(さびしがりや)で親切な面もある。

皮肉を言ったり大人の割り切った考え方(オフィス街の方の印象)をすることで
寂しがりの面をいなしているが、そういう時の自分が嫌い。
昔はそれを顔に出すと銀座にチクリといわれてしまうことがあったので、抑えるようになった。

丸ノ内は昔の銀座の"気持ちを押し殺す所”がどうも苦手で
(仲間だと思ってくれずに割り切った考え方をされる)、
一回銀座とケンカして意見したことがある。

ただ、そういった時代があったせいか、仕事やモノの見方については冷静な部分と、
口や振る舞いが上手で人と打ち解けるのが容易な性格も相まり銀座の女房役、
というか裏番長だったりする。

副都心線ができると、今までサポートしてくれてた有楽町が副都心に
つきっきりになってしまうのでは…と、
最初はちょっと副都心が気にいらない…という感だったのが、
おちょくっても人懐こい副都心が気に入っている。
また、今まで厳しかった銀座が丸くなり気にかけてくれるようになった…!という事もあり、
最近はとても幸せだったりする。

日比谷君

実家は広尾のお坊ちゃん。
そういうのがあんまり性に合わないので下町に住み、自身は下町出身だ!ということにしている。
普段はお調子者でどこでも”いっちょ盛り上げてやりやしょう!”という性格で、
半蔵門と一緒にワイワイやっているが、仕事の時は表情が一変し黙々と作業に没頭。
口数が極端に減る。

元々はいいとこ育ちで神経質の上、とても繊細。
今まで自分の路線で起こった事故などで色々と悩んで落胆しながら
ここまでやってきたという印象があり、
人生に対しては変な達観の仕方をしていたり、自暴自棄でどことなく浮世離れした部分や、
"どうせ何をやってもムダ"、"ほっといてくれ"という部分があった。
その延長線上で、生きるために食べるという行為もあまり好きではなく体の線が細い。
一時期それが酷くなってきた頃に、千代田君の存在が日比谷君を変えていったという妄想でいます。

起きてしまった事はもう自分のなかでちゃんと決着がついている。
人間らしくしてくれたのも、本人の素質に加えてきっと千代田君のおかげ。

なので、そこからはその反動でとても明るくお調子者、
繊細な部分が転じて”情に厚く涙もろく”なり、
神経質な部分が転じて”人が好きでお節介しい”、
変に達観してしまった部分が転じて”皆がいてくれるから今の自分がある”、
という性格になる。
色々な事に興味を持ち、新しいものも古いものも大好き!
でも、いまだ食べ物よりは形に残るものが好きで、電気機器やアニメ漫画など、
オタク?らしい趣味を楽しんでいる。

人からの悩みを受け止めて、色々アドバイスしたがり。
自分だけが…と今まであんなに悩んでいたけど、みんな誰しも悩んでいるんだなあ…と
人間が好きで可愛くて仕方なくなった。
銀座君は営団時代、日比谷君だけにはボソっと悩みや本音、弱音を漏らせる間柄だったという妄想でいる。
おっちょこちょいで破天荒にもなりましたが、まあ日比谷だからね!と
そのキャラクターで許されてしまうという人。
東京オリンピックにあわせて大急ぎで作られた路線なので、
お祭りも大好きで三社祭では神輿を担ぎに行ったり。
調子に乗りすぎると千代田君にどやされるものの、のらりくらりとかわしている。

人の住まうこの世が、自分を必要としてくれた人達が、人の作るもの、感情、考え方、人が大好き。

東西君

元々の性格はJRのバイパスの役割でやっているので…、という体で
営団時代、作られた時はとてもプライドが高く(高飛車)ツンケンしていて
あまり"他の路線と一緒にされたくない!"という考えの人だった。

快速運行も地下鉄内では初、輸送量も多く路線の長さも一番なので
自分にとても自信を持っており、人為的に起こるミス(混雑の遅延など)以外は絶対に
ヘマを起こさないという気概でやっていました。

でも一回、自分を過信し過ぎて他の意見を突っぱね、
「自分の事だから大丈夫だ」と判断を下した中で起こった
竜巻事故でショックを受け、酷く落ち込んだ所で初めて銀座と丸ノ内、
日比谷の存在に助けを求める。(というよりは助けられたというか)

以降、自分の立ち位置や振る舞いを反省し(そういう事を反省しない、という性格ではない)、
今の性格になりました。

副都心線以外はすべての地下鉄と接点(接続駅です)をもち、
コミュニケーションを円滑に、ARとのやり取りも上手にこなす人当りの良い優等生になる。

そこから人望も厚く、試運転の際に頼られたり、色んな車両を配置され任されたり、
今まであえて自分で壁を作っていた分、
そこを打ち破って誰とでも仲良くなれるとても性格の明るい人に。
あと、無理はしないで自分のできる事を精一杯やるという性格にもなった。

元々高飛車だったのは、"ちゃんとやってかないといけない!!
(期待にちゃんと答えないといけない)"という
責任感の強すぎる部分から来ているものだったので、
今度は常に肩肘を張らなくても後ろ指を指されるわけではない…
という事がわかり安心したのか、仕事がおわるとその反動で
私生活ではボサっとのんびりしてて超マイペースに。

今のツンツンした南北を、昔の自分とちょっと重ねて目が離せない存在になっている。
その後、その人望にあこがれた東葉高速くんに猛アピールをされて、
なかば押しかけ女房のような形で乗り入れされるも仲良くしています。

千代田君

日比谷君のサポート(バイパス路線)を主な役割として登場したのだが、
いつのまにやら自分自身が大きくなってしまってテンヤワンヤ

実家は根津のお寺。
見目は6000系の愛称(らしい)キタロウから、ゲゲゲの鬼太郎みたいな感じにしました。
割と本人は霊感が強く、色々なものが見える。
それはもう、亡くなった車両や路線や沢山。
たまにふと早川さんを見たりして、そういったあの世に住んでいる人たちにも、
色々人生(?)があるんだな~と思っている。

一時期事故などで落ち込んだ日比谷君のらしくない言動と、
自分がなにも力になれないという苛立ちも加わって珍しく大爆発し、
途中から尻を叩くサポートに変わった。
大爆発して取り乱すほど日比谷君のことはとても好き。
(結果日比谷君もそこで調子を取り戻します)

普段は柔和でやさしく、ゆったりとした(おじいさんみたいな感じの…)真面目な良い子で
日比谷君のツッコミ役。ツッコミは辛辣かもしれない。

最初の頃はあの日比谷線のサポートに加え、小田急君や常盤くんとの乗り入れで
自分自身の立ち位置がよくわからず、
「僕は日比谷君の為にいるんだ!」と思う事に存在意義を求め、
そうあるということに固執しすぎて周りが見えなくなることがあった。
自分を抑えてしまう事がよくるのだが、日比谷君の振る舞いで、
少しずつ改善している状態。

メトロ内では一番物持ちがよく、物を大切にし、人も大切にする。
6000系をずっと使っていたのもそれに由来しているという事で…。
いろんな物にも人生があって、この世とあの世があってね?という人。
思い出も大切にする。

だんだん坂や家の縁側から日が落ちていくのをゆっくり見ているのが好き。

有楽町君

丸の内線のバイパスのような役割を想定して登場したにもかかわらず、
肝心な乗り換えにとても難儀する!ということで
天然・不思議ちゃんという設定をつけています。

本人はそんな意見にしょげたりもしますが、
頼ってくれる丸の内君が嬉しくてあまり気にならなかったご様子。
個人的なイメージでとても優雅でお金持ちのようなイメージ。

あまり自分を主張する事はない。
余りにも自分よりも他人を優先するあまりに、自分や自分の意見を犠牲にしてしまい、
ハっと気がつくと「なんでこういう事に…?」となってしまう事がある。
でも、最終的には守ったりお世話したりする人があればそれだけで満足!幸せ!という人。

そんな彼の側に副都心が来てからは大喜びで、親身になって色々と教えたりサポートしている。
本当はやっぱり丸の内をちゃんとサポートできていなかったという後悔の反動で、
副都心を可愛がっている。

でも、今までサポートしてた丸ノ内君に銀座君がちょっとづつ
手を貸してくれるようになったのを見て、ちょっとどころかすごく寂しい今日この頃。
副都心のお世話で手一杯なのでしょうがない!と今日も副都心を可愛がり!
"副都心が大変だから僕がいてあげなきゃ!!"とその先来る事はあまり見えていない様子。

基本的にもほわほわしていてて物越しが柔らかく皆に親切なので、
知らずのうちに癒し系というポジションを得ている。

ただ、本人は人をお世話するとか、サポートすること自体に存在意義をみなして
そこに依存している部分があるので、これからどうなる…?という状態です。